先日の「ペット栄養学セミナー(1)」で残してしまった
皮膚疾患に対する食事管理について。
幸いにも、私自身もナツも皮膚疾患にかかったことはない。
実際に見たこともあまりなく詳しくは正直よくわからない。
でも最近皮膚疾患は犬猫でも増加してきている疾患の1つ。
またたくさん聞いた中からおもしろかった話をピックアップ。
1)高分子の物質がアレルゲンになる。
分子の大きい物がアレルギーの原因となる。
・タンパク質は分子が大きく、アレルゲンになりやすい。
→今までに摂取したことがない物に切り替える(体内でアレルゲンだと認識されづらいため)
消化性がよいタンパク源にする(あらかじめ分子を小さくしたフードも最近出ているらしい)
・糖タンパクは一番リスクが高い。
→糖タンパクの「糖」は糖分=炭水化物をさす。
なので糖タンパクはタンパク質と炭水化物が合体したもの。
分子はとても大きく、リスクが高い。(みそ、しょうゆなど)
2)EPA/DHA
アレルゲンは食事だけではない。
ダニ・ノミ・花粉など体内に入らないようにバリアを作ったり、
中に入ってしまった場合炎症を抑える作用があるのがEPAとDHA。
手作りしている人なら聞いたことはあるはず、オメガ3脂肪酸(必須脂肪酸)に含まれる。
多く含まれているのが「魚油」。
最近まで体内で不活性型を活性型に変えられると言ってたけど
最近になってあまり変えられないことが判明。
もともと活性型である「魚油」を与えてあげることがいいとわかった。
「魚油」ってスーパーで売ってないよね。
我が家ではグリーンドッグの
コレを使ってます。
皮膚疾患の根本原因であるアレルゲンに対してだけでなく、
皮膚そのものにも食事は大事なのです。
またまた突然ですが、問題です。
皮膚は体重の約何%でしょう?
答えは・・・約15%。
60キロの人間は約10キロが皮膚。
(プレイズタッチ的には、だから触れ合う=触覚が大事なんだって)
健康な皮膚を維持するためには、摂取した栄養素の約30%が必要。
しかも被毛の95%がタンパク質でできている。
それだけ良い皮膚には、良い食事(特に良質のタンパク質)が大事だということ。
フードに関しては合う合わないがあるみたい。
皮膚疾患の子用の処方食で1~2ヶ月たっても改善が見られない子は
フードを切り替えた方がいいとおっしゃってた。
それくらい「食事」ってやはり基本の基本。
なんといっても体を作る元ですからね。
今日の写真は、ずばり「いいなぁ~、これ」

屋根の上で並んでお昼寝。
いいなぁ~。

近所の公園になぜかある夏みかんの木。
夏みかんがなってた。
いいなぁ~。(持って帰れるのかな?)

ナツが見つけた不思議な箱。
ナツ:「誰もいないのに声が聞こえるよぉ~。いいなぁ~、これ」
首をかしげながら、恐る恐る近づくナツ。
今日の日記はダラダラと長いの書いてたのに途中で消去してしまい再チャレンジ。
はぁ~、あまりに疲れたので書くつもりだったのもパスしてしまった。ごめんなさい。
でもこうやって書くことで自分の中で整理できる。これ、いいねぇ~(笑)

最後にナツとお花。
ナツ:「花よりご飯まだぁ?」
コギブログランキングに参加しました。
↓↓目指せベスト5!に応援の
ポチッと一押し!↓↓

↓↓ついでに拍手も↓↓
スポンサーサイト
今のワンコはアトピーなどの皮膚病が増えているみたいですね。
そしてたんぱく質がアレルゲンになりやすい、
と言うことはおやつでもあまりあげない方がいいのでしょうか?
・・たんぱく質の含まれていないおやつ。。(^^;ウ~ン
あと前回の「塩と牛乳」の話ですが
私はこれまで塩分はとにかくダメ、牛乳はお腹を下すからダメ、
と、ある本で読んだのでずっとそう思ってました。。
ミューたちも、ココモも、一生処方食って言われたんですよ。
なんって、病院なんだぁ!って思いましたよ、当時。
自分で調べたら、処方食の中身があまりに粗悪すぎて・・・
ちなみに、皮膚疾患の子の処方食も結構粗悪です。
それで一時的に症状が治まればそれを
食べさせる意味はあるのかもしれませんが、
処方食という考え方自体が私の中では納得できなくて。
それで、手作り食やホリスティックの勉強を始めました。
コーギーも、皮膚疾患の子って多そうですよね。
グリーンドッグのオイル、私も前気になってました。
どうですか?変化はありますか?
ミューたちは、えごま油か亜麻仁油のどちらかを摂取してます。
タンパク質は大事な栄養素の1つですので、あげない方がいいということではないんですよ。
ただ、大事な必要なものであるにも関わらずアレルゲンにもなりやすいということみたいです。
うちはアレルギーとか関係なく、おやつは買うのをやめました。今はヨーグルトとフルーツをおやつ代わりにあげてます。これで逆にお腹の調子がよくなりました!
塩と牛乳の件、そうでしたかぁ。
私は塩は少しならOKと知っていましたがそれでも今回の話を聞いて驚きました。
全くダメだと思ってらしたのではそりゃ驚かれたでしょうね。
栄養学はまだまだ解明されてないことが多く、日々変わってきてますもんね。
ストラバイトに関しては、病院に行くと一生pHコントロール用のフードにしなさいって言われるっていうのはよく聞きますよね。
私は尿路疾患についても全く知らないのですが、そのフードが良いとか悪いとかでないにしても本当に一生続けないとダメなものなんでしょうかね?
次回以降に下部尿路疾患に対する食事管理もレクチャー受ける予定です。
そこで聞いてみますね。
グリーンドッグのオイルですが、私も最近使いはじめたんです。
今まで亜麻仁油を使っていましたので大きな変化はありませんが、日記にも書きましたが最近読んだ本に亜麻仁油、えごま油、シソ油などは不活性型で活性型に体内で変える必要があることがわかったと書いてありました。もともと活性型の魚油の方がより吸収しやすいようですよ。
ビリングハースト博士も、活性型の方がいいと…。
うちも、フィッシュ・オイルは、使ってますよ。
須崎先生のお話ですが、EPA・DHAは、
ほかに素晴らしい効果もあるそうですよ。
ただ今、実験中ですが…。
あと、なぜ、処方食は原材料が不明な点が多いのとか。
処方食以外には、一切の食べ物を口にしてはいけないって言われるんですよ・・・
それと、もし時間があったら、処方食の原材料表示のところを見てみてください。驚きますから。。。
今のところシルバはカリカリフードのみ。
ただ、週末は実家に連れて行くことが多く、そこではおやつをたくさんもらいます。ヨーグルトとかパンとか焼き魚とか・・・。シルバの生活スタイルと食事のバランス、ちゃんと考えてあげなきゃですね。
屋根の上のにゃんこ。きもちよさそ~
そうですね。最近手作り食推奨派の獣医さんは「オメガ3は魚油で!」とこぞっておっしゃってますね。
須崎先生は何か新しい実験をされてるんですね。
また結果がわかったら教えてくださいね。
はい、質問してみます。
また回答UPしますね。
処方食を食べる子は病気のはず・・・ですよね。
その病気の子たちにあげる食事が粗悪なんですね。
また探して原材料表示見てみます。
そうですね。食事って奥が深いですよね。
犬猫に危険な食材ってのがまずあり、そのあと各個体別に合う合わないがありますので、両方を知って、且つバランスよくあげないといけないですもんね。
これは人にも同じことが言えると思います。
暖かくなってきましたね。
私もゴロゴロと昼寝がしたくなってきました。
猫がうらやましくて・・・つい(笑)
当時、食べ物が原因でこんなことになるなんて思ってもみなかったのでびっくりしました。無知でした。病院でがっつり怒られました。抗生物質を一週間飲ませて治りましたが、食べ物は個体によって合う合わないというのがあるんだなと知りました。犬ならみんな同じと思っていた自分が情けないです。
屋根の上のニャンコさんたちまったりお昼寝羨ましいで
すね~。私は高所恐怖症なので出来ないけど(笑 羨ましいです。
そうですよね。私も全く同じでした。
犬ならみんな同じ。ダメなものは誰でもダメ、いいものはみんなにいいと思ってました。
我が家のナツは低アレルギーと言われて数多く出ている「ラム肉」がダメなんです。
アレルギー検査の結果が出てないのではっきり言えませんが、ドライフードもお菓子もダメでした。
体調が悪いだけかな?と思い調子のいい時にあげてみましたがそれでもダメでした。
どんなに他ではいいと言われててもナツにはダメな場合もあるんだとそこで初めて知りました。
「食」って奥が深いですよね。
もっと勉強したいです。