3月13日(木) ペット栄養学のセミナーに参加してきました。
講師は
ROYAL CANINの河野さん。
獣医の資格も持ってらっしゃって、ROYAL CANINでは処方食を動物病院へ
オススメするお仕事をされてる。
まぁ、最近いろんなことに手出してるけど、なんといっても「食」は基本中の基本。
このペット栄養学は一番楽しみにしていたセミナー。
3回にわけて行われる今回のセミナー。
最初に食事について大まかに説明してもらったあと、
各疾患別に説明してもらう。
1回目の今回は、
・バランスの取れた食事
・皮膚疾患に対する食事管理
(補足説明として「免疫について」も)
まずは、『バランスの取れた食事』
最近はペットフードの危険性が騒がれだしてきているため、
今回ペットフード会社の方はどうやって食事について説明されるのか興味深々だった。
それが、意外にも手作り食を推奨されてる各獣医さんがおっしゃってるのと
同じようなことを言ってて驚いた。
全てのペットフード会社がそうではないかもしれないけど、
ちゃんとした会社はちゃんと研究、勉強しているんだなぁ〜と知った。
バランスの取れた食事をするのに大事なこと、
・犬や猫の栄養は人間と同じではない。
・気をつけたい危険な食品。
・犬の習性と正しい給与量。
・成長期に気をつけたいこと。
・皮膚と食事の意外な関係。
・ペットフードの選び方。
を教えてもらう。
いろいろあったけど、聞いていてちょっとおもしろかった話をピックアップ。
1)塩分
「犬や猫に塩分を与えてはいけない」これが広く一般的に聞かれる話。
でも、実は違う。
最近では手作り推奨派の獣医さんが書かれてる本などで塩分OKという話も
出てきているので実は食べさせてもOKなんだということを知ってる人も多いはず。
でも「少しだけなら食べさせてもOK」と聞いているはず。
それが、実は実は犬や猫の塩分摂取の許容量は大きいというのが
最近の研究でわかってきたらしい。
人は体中に汗腺があり、暑い夏だけでなく冬の寒い時期でも毎日汗をかく。
その際ナトリウム(塩分)を発散させる。
そのため、人は体内でナトリウムを溜めるようにできている。
でも、犬や猫はご存知のとおり、足の指の間でしか汗をかかない(油は全身ですけどね)。
なのでナトリウムの必要量は人間より断然少なく、体内で溜めるようにもできていない。
その分過剰摂取しても水分となって流れて出ていくだけ。
そのため、誤って多量に塩分を摂取させてしまっても害は少ないんだそうだ。
ただし、「だからといって多量の摂取させることを推奨できない」とおっしゃってました。
必要量はごくわずか。その必要量だけあれば十分なので多量に与えるのはやめましょう。
「フードばかりあげていて塩分を与えてないけど大丈夫か?」と
心配になった方。心配ご無用。
フードの中に塩分がちゃんと含まれている。
ROYAL CANINのフードは約1%が塩分なんだとか
(6%くらい入ってるものもある聞いたこともあり)。
1%って結構多い。100gあげたら1gが塩分。
毎回小さじ1/3ほどの塩分を摂取してることになる。
なのでフードをあげてる人はあえてつけ加えなくても十分なもの。
2)牛乳
「牛乳を飲ませると下痢になるからダメ」これも一般的に聞かれること。
最近ではヤギミルクなんかが出ていてそれはOKだったり。
その違いはずばり「糖分(乳糖)」。
牛乳には糖分(乳糖)が含まれており、ラクターゼという乳糖分解酵素が分解させている。
5体に1体の割合で体内のラクターゼが少ない子がいて、
消化、吸収できず乳糖不耐症(下痢を起こす)となる。
これは人も同じ。
逆に言えば、実は5体に1体の割合。
多くの子が大丈夫だったりする。
牛乳はカルシウムも豊富に含む。
1度試してみる価値はある食材。
(ただし、カロリーも高いので飲ませすぎは注意!)
子犬や子猫の場合、下痢を起こすことが多いので避けましょう。
んで、最近はやりのヤギミルク。
輸入物の粉末は最初から乳糖が除かれてることが多いんだとか(輸入税の関係で)。
ちなみに、ヨーグルト。
これは乳糖が含まれているけど発酵の際にバクテリアが分解してくれるらしい。
3)正しい給与量
フードの裏にたいてい書いてある体重別の給与量。
あれはあくまで目安。
個体差があるので調整してその子にあった給与量をあげましょう。
さて、問題。
10キロの子が16キロまで太っちゃった。
減量するにはいくらあげればいいでしょう?
A.10キロ以下の子の給与量
B.10キロの子の給与量
C.12〜14キロくらいの子の給与量
D.16キロの子の給与量
答えは・・・A.10キロ以下の子の給与量。
そもそも10キロが正常体重だった子の必要なカロリーは10キロの子の給与量で十分。
なので今16キロあっても10キロの子の給与量だけをあげれば十分足りている。
逆に言えば、10キロの子の給与量だけあげてもこの子の場合痩せない。
減量しようと思えば10キロ以下の子の給与量(10キロの子の半分くらいでいいとか)にしないとダメ。
人だけじゃないのねぇ、ダイエットの苦しみって・・・(笑)
4)成長速度に見合った食事
ナツがちょうど生後3ヶ月の頃、(以前行っていた)病院で
「8ヶ月くらいまでは超成長期だから食べたいだけあげてOK」と言われた。
パピー用のペットフードは数多くあるけど、
最近は成長前期と成長後期にわけてるフードメーカーも多いんだとか。
理由は成長前期と成長後期では成長するスピードが全く違うため。
成長後期にグングン大きくなる成長前期と同じフードを同じ量与えていたのでは多すぎることになる。
人間も犬や猫にもある脂肪細胞。
必要なものだし、どんな犬や猫にもある。
その脂肪細胞のサイズが大きくなると太る。
でも実は成長期にその脂肪細胞の数が決まる。
成長後期に太った子は脂肪細胞の数が増加したことになる。
そう、数が多いと太りやすくなる。
成長後期、この間の成長がのちの肥満を決める。
肥満の犬や猫は圧倒的に病気になりやすい。
かわいいから、おねだりするかといってあげすぎると・・・その子が後で辛い思いをしますよ。
病院で「8ヶ月くらいまで」と言われた理由がなんとなくわかった。
一言にバランスの取れた食事と言ってもいろいろ面白い話があるもんです。
今日は長くなったので「皮膚疾患に対する食事管理」についてはまた後日。
昨日&今日のナツ。


すっかり暖かくなったおかげでナツの舌だら〜ん率UP。
昨日からはさすがに散歩にお水持ち歩くようにしました。
冬、我が家は暖房ナシ。(この冬どうしても耐えられなくて床暖つけたのは5回ほどあり)
もちろん夏は冷房ナシ。
なのでうちの中で冬場は「舌だら〜ん」しない。
(その代わり夏場は毎日舌だら〜ん。)
散歩で舌だら〜んってのは春を感じるねぇ〜。

水をエサにカメラ目線いただきました(笑)
最近めっきりカメラ目線くれないもんなぁ・・・。
キレイなお顔のあとは、

オチで変顔披露!(笑)
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